アポ獲得のための「1to1メール」作成の工夫&失敗談(具体例も公開!)

今回のテーマはメールを活用した商談獲得及び業務効率化のTIPSです。在宅勤務や会議、離席中でなかなか本人につながらない今の時代のインサイドセールスに、一手間メール追客の工夫を講ずることで、アポイントを伸ばすことができます。事例とあわせて今すぐ活用できる施策をご紹介します。

<想定読者>

  • インサイドセールス担当者、インサイドセールスOps担当者

<期待の成果>

  • メール追客でアポが取れる
  • メールの業務効率化TIPSが得られる
  • お客様と良好な関係を築け、ナーチャリングのハードルが下がる

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メール活用におけるポイントと注意点

メールの対応完了は一言添えてインサイドセールス側で完結する

やりとりをしたらボールをこちらで止めず、”確認いただきありがとうございます、当日お話できることを楽しみにしております。”と一言で良いので、必ず返信をして会話を着地させると相手の心象を下げるリスクを避けられます。

「この程度の内容なら返信しなくてもいっか」と安易に判断すると、実は相手は返信をお待ちいただいているかもしれません。

自分宛に届いた顧客からのメールを把握する

社内メールやメルマガ等で受信フォルダが埋もれていて管理できていないと自分宛に届いた重要なメールが埋もれてしまっていたり、返信が遅れてしまうことが起こり得るかと思います。

Gmailのタグ機能で担当者毎に受信したメールを振り分けたり、拡張機能を使って、効率的にメール管理をしましょう。
ポイントを3つ紹介します。

  1. Salesforce同期 ※おすすめのgoogle Chrome拡張機能
  2. 色付きメモ  ※おすすめのgoogle Chrome拡張機能
  3. CCに直属上司や担当予定のフィールドセールスを付加しておきます。第三者が返信漏れをWチェックできます

日程調整まで電話で合意いただいてるのになかなか商談の予約が入らない(メールを送ってもなかなか返信がない)

お電話でお話までできているのに、なかなか進展できず、しつこくアプローチもできず困ることがあるかと思います。

そんな時に対策のポイントを3つご紹介します。

  1. 日程調整ツールのリンクを送るだけでなく、文面に日程候補をあげて記載して年齢層やリテラシーを加味して柔軟に対応することも必要。日程調整ツールは社名、名前、アドレス、など入力項目が多いものもあり、離脱要因になることも多々あります
  2. 前回送った追客メールに繋げてRe:メールを送ると、確認漏れを喚起でき、開封率返信率が上がります
  3. テンプレートをそのまま使うより、一人一人に合った気遣いの一言を添えるだけで印象が変わり返信率UPにつながることも

1to1メールでアポをとるためのTipsをご紹介

リードが枯渇した時どんな掘り起こしをしていますか? 過去数年前の賞味期限が切れたリードをアプローチすることもあるかと思いますが、 直近獲得した未接触リードに1to1メールを送った方がアポ率が高いのは明確です。
テンプレメールに一工夫をした「1to1メール」 で、メールからアポイントを狙う方法をご紹介します。

<発生するケース>
①リード枯渇問題が発生した場合
②未接続リードが多発している場合(明らかに050Noを避けている可能性)
③在宅勤務で接触不可の場合

にはテンプレメールに1to1が伝わる文面を追加をすると顧客の反応が好転することがあるので是非参考にしてみてください。

ポイント① 特定の情報を調査する

「社名 名前」でweb検索して部署や役職を調査、 「〇〇様が〇〇部署に所属されているのをお見受けし、お役立ちできるかと思い個別ご連絡いたしました」 と、通常のメールテンプレに一文追加するだけで返信率は上がります。

ポイント② 架電した電話番号を記載する

知らない電話番号からの着信はスルーするという方は非常に多いです。
未接触の場合はメールの冒頭に以下のような一文を加えましょう。
“050-0000-0000よりお電話しましたがご多用のためメールにて失礼します。”

ポイント③留守電や受付(電話代行)に要件を残す

未接触時には必ず要件を伝えて終話します。
要件を伝えるか伝えないかは先方次第ですが、伝えておくと折り返しやメールの返信率が向上します。

ポイント④タイトルの工夫して開封率UP

開封率の高いメールは、以下の傾向がありました。

  • 知恵や知見を得られると思わせる
  • 限定感を醸成する
  • 読んでほしい対象者を限定にする
  • 社名・サイト名を含めない

具体文面例① 上記ポイントを反映

具体文面例② 日程調整をメールで希望されたら

電話でWeb商談の合意が取れるも、やむなくメールで日程調整となった場合、 日程調整リンクのみ送るより、3日程ほど候補日を絞ってお送りした方が、相手の工数が少なく済むので返信率が上がります。

まとめ

メールのコミュニケーションは無機質で事務的な印象を与えがちです。
レスポンスの速さや一手間加えた相手への気遣いが伺えるメールを心掛け、より良好な関係性を築いて商談を獲得していきましょう。

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